今回は、私の転職で得た経験について書こうと思います。
1. 働けば働くほど赤字?前職の過酷な現実
私の前職は清掃会社でした。清掃業界というのは圧倒的に人が足りず、私は「人のいない現場の穴埋め」のような仕事をしていたのですが、その拘束時間は朝7時から夜21時までというものでした。
もちろん、毎日そんな働き方をしていたら法律違反になるので、中抜けしたり半日で帰ったりする日もありましたが、ほぼ「3食外食」という状態。経済的には、働いているのに赤字という矛盾した状況でした。
また、家には眠りに帰るだけ。実質的な睡眠時間は5時間ほどで、健康的にも強い危機感を感じていました。そこで、一度退職して失業保険をもらいながら、ゆっくり次のことを考えようと決断したわけです。
2. 「ゆっくり休む暇はない」という現実
退職届を出し、有給を消化しながら次の仕事へ向けての手続きをYouTubeなどで調べていました。しかし、退職すると「健康保険」「年金」「住民税」の納付書がいっぺんに届きます。
正直、失業保険をもらいながらゆっくり考えている暇なんてありません。
「とにかくアルバイトでもいいからフルタイムの仕事を探そう」と考えを切り替えました。
3. 知らなきゃ損!「再就職手当」の威力
ハローワークで離職の手続きをしに行った際、あるチラシが目に留まりました。
そこには、「失業保険をもらうよりも、1日も早く再就職をして『再就職手当』をもらうほうが得です」といった内容が書かれていました。
実は、私ぐらいの50代という年齢層が一番多くもらえる可能性があるそうです。
理由は、年金をもらうにはまだ早い一方で、子育て世代であれば一番お金がかかる時期だから、といった背景があるようですね。
条件(勤続年数や会社都合退職など)が揃えば、再就職手当が100万円を超えるような大きな金額になることもあると知り、驚きました。
4. 診断書による「特定理由離職者」への認定
私の場合、自己都合による退職でしたが、「このままでは体が壊れる」「経済的にも破綻する」というのは嘘偽りのない事実です。
そこで病院を受診し、当時の過酷な状況を説明して診断書を書いてもらいました。その結果、ハローワークで受理され、私は「特定理由離職者」として認定。所定給付日数が360日になりました。
この「雇用保険受給資格者証」があれば、市役所で年金、住民税、健康保険の減免や分納の手続きができるようになります。これは生活を守る上で非常に大きなポイントでした。
5. 最後に:転職を考えている方へ
ハローワーク(国)側としても、早く再就職して税金を納めてもらうのが一番良いわけです。いつまでも失業手当を払い続けるより、早く決めた人に手当を払うほうが理に適っているのでしょう。
私個人の考えですが、「スキルを活かせる仕事」を求めて活動を長引かせるより、まずはフルタイムで働ける仕事に就き、働きながら次のステップを考えるのも一つの戦略ではないでしょうか。
ただし、再就職手当をもらうにはいくつか注意点があります。
- 1年を超えて引き続き雇用されることが確実であること
- 一度もらうと、3年以内は次の再就職手当はもらえない
など、細かい条件があります。現在転職を考えている方は、まずはしっかりと情報収集をすることをお勧めします。



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